LESSON
ファゴット・バロックファゴット奏者 長谷川太郎のレッスン詳細です。一般的なファゴットはもちろん、16世紀から現代にかけてのファゴット全般(ドゥルツィアン、バロックファゴット、クラシカルファゴット、ロマンティックファゴット・バソン、モダンファゴット)や、ショーム等ルネサンス期のダブルリード楽器全般まで指導いたします。古楽器の体験レッスン可能です。またモダンや古楽などのジャンルに限らず、16世紀から18世紀ごろの音楽を学ぶあらゆる器楽奏者や声楽家に向けてレッスンをおこなっています。初心者から愛好家、学生、音大生、プロまで幅広く対応いたします。
〇レッスン場所 : 長谷川の自宅他 出張レッスン可能(要相談)
〇最寄り駅 : 東武東上線志木駅(埼玉県)
〇レッスン料 : 1レッスン90分。10,000円(2025年1月時点)
モダン楽器、古楽器、楽器体験など。内容問わず一律とさせて頂いています。
※出張レッスンの際のスタジオ代や移動費は別途となります。
〇レッスン内容 :
・定期的な指導をご希望の方-初心者からプロまで進度は問わず。本人のレベルや使用楽器に合わせて課題や楽曲を選び、じっくりと指導を行います。主に私とデュエットをする形でレッスンを進めます。楽器の購入や調整、リード製作等のサポートも行います。1年に一度、チェンバロやピアノ伴奏付きの門下発表会を行います。
・楽器体験をご希望の方-レッスン時間内いっぱい、私の所持している楽器を試奏していただけます。リード等はその場でお貸しします。またご希望の方に対しては楽器の歴史に関するレクチャーや歴史的資料の解説もいたします。
・単発での指導をご希望の方-どんな楽器の方でも気軽に受講していただけます。これまでにおこなった主な内容は、受講生が現在練習しているバロック期の音楽の奏法(楽曲分析、通奏低音、装飾法)についての指導。古楽器の奏法指導。楽器調整、リード調整の指導などです。
〇連絡先
basson.baroque.hasegawa@gmail.com
レッスンをご希望の際は、お名前やレッスン内容等を明記したうえでご連絡を頂きますようお願いいたします。
(内容によってはお返事致しかねる場合がございます。何卒ご了承くださいませ)
(↑2024年におこなった門下発表会の様子)
〈長谷川太郎 プロフィール〉
東京藝術大学卒業。パリ国立地方音楽院古楽科を褒賞付き満場一致最優秀の評価を得て修了。バロックファゴットとドゥルツィアンの2 つの演奏家ディプロマを取得。フランスでは国営放送やヴェルサイユ宮殿などでコンサートや録音に参加する他、Consort Musica Vera のメンバーとして17 世紀の教会音楽の録音に数多く関わる。またジャン・テュベリ率いるフランスを代表する古楽グループ Ensemble La Fenice の公演に度々参加する。日本へ完全帰国した2021年に東京オペラシティ近江楽堂で行ったコンサートは日本初のドゥルツィアンのリサイタルとなり、翌年は大阪でもリサイタルを開催。現在は日本各地の古楽団体に客演し、たかまつ国際古楽祭や親・福岡古楽祭にはゲストやマスタークラス講師として出演している。複数のイベントシリーズを主催しており、東京にて開催している「チェンバロとファゴットの通奏低音と合わせませんか?」というイベントはまもなく第30回を迎える。さらにライフワークであるファゴットの歴史の研究も兼ねて“サラベルデ・コンソート”と“さかなにしたろうかな”という2つの古楽器グループでも定期的に演奏企画を行っている。その他に16世紀から現代までの歴史的ファゴット全般を扱ったレクチャーコンサート、プログラムノートの執筆、学生の論文作成のための資料解説も数多く行う。第 32 回国際古楽コンクール〈山梨〉入選。モダンファゴットを宮永康史、水谷上総、岡崎耕治の各氏に。ヒストリカルファゴットを鈴木禎、堂阪清高、ジェレミー・パパセルジオの各氏に師事。シルケ・グヴェンドリン女史にショームとアルタカペッラ音楽の手ほどきを受ける。現在、羽田野謙一氏より18世紀後半パリの銘工“Prudent”によって製作されたオリジナルファゴットの貸与を受けている。